† 生きるために戦い、死ぬために生きる †
「あぁー寒い寒い、外で殺し合いとかマジ嫌なんだけどっ」
なんか雪降ってるし。
無駄に寒いし。
あー寒い寒い。
マフラーと手袋してるのに寒い。
「殺しを選ぶようになるとは偉くなったじゃねぇーか」
「あはっそれはどーも。てか、ザンザスとスクと組むなんて相当の出世じゃない?」
だって、ヴァリアーのトップですよ、ザンザスってば!!!
スクはスクですごい剣士だし!!
私ってば一般人!・・・・・・とは言えないけど。
とりあえず、トップの人間と組んじゃってる時点で一般人じゃないね!
「他のヴァリアーの人間に逆に殺されるんじゃない?私」
レヴィとか!!
レヴィとか!レヴィとか!!!
あぁーなんかレヴィしか思いつかない!!!
あはっじゃあ負けないような気がしてきた!
「テメェはそんな簡単に死ぬような奴じゃねぇーだろ」
「まぁ、がむしゃらに生きてやりますよ」
てか、なんかザンザスに褒められた褒められた!!!
雪でも降るんじゃないー??
こんな寒いし!!
「おい、カスザメ」
「わかってるぜぃ、ボスさんよぉ」
「なんかでっかい男二人に挟まれてるとムカつく」
「お前は厚底履いてるだろーがッッ!!!」
「うるさーいっ厚底履いても全然追いついてない時点でムカつくの!!!」
身長よこせ!身長!!!!
足でも頭でも切ってやりたいーーーー!!!
「ねぇ、切っていい?切っちゃっていい?」
「はぁ?」
「ほら、無駄にでかいし、ちょっとくらい削っても・・・問題ないでしょ!」
うん、絶対問題ない!
さあ、何処から切ってやろうかな!
「というわけで・・・やっぱり足?それとも頭?あーもう間をとって腹部?」
「おい、カス鮫。この馬鹿黙らせろ」
「黙ってあげるから代わりに身長よこせーーー!」
「・・・・・・」
「何よぉー身長よこしてくれる気になった?」
「とりあえず、黙ってろ。愚痴は後でしっかり聞いてやる」
・・・・・・。
なんていうかー・・・スクって苦労人だよね、うん!
「スクに免じて、今は黙ってるー」
なんか、可哀想だし。
絶対、私じゃなくてザンザスの怒りの矛先はスクに行くだろうし。
・・・なんだかんだで、優しいんだよねーザンザスもスクも。
「てかさー」
「・・・一分ももたねぇーのかよ!!」
「今日の晩御飯何?」
「。やっぱりお前、黙ってろ」
「私はハンバーグが食べたい気分なんだけど。和風おろしのあっさり系」
「黙ってろって言ってんだろーがぁぁぁ!」
† 生きるために戦い、死ぬために生きる †
(スクで遊ぶのは私的にちょー楽しい。)
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