† 殺したいなら殺せば?殺せたらの話だけどね †










「だって、私・・・姫だもんっ・・・って言ってて寒い寒いッ」




てか、無理。

私には無理。

あぁー寒い寒い。

てか、自分が言ってんじゃなかったら絶対大爆笑してるわ。




「結構似合ってると思うけどー」


「嘘だぁーーー」


「だってお前、普通に姫っぽいし」


「いや、違うでしょ。私、ティアラつけてないし」


「じゃーんっそんなお前に王子からティアラのプレゼントー」


「丁重にお断りさせてください、マジで」


「ダメ。王子の命令は絶対だから」


「私、姫らしいんで拒否権がありますーいくら王子相手でも拒否権は行使できるんでーす」


「お前、さっき姫じゃないって言ったじゃんー」


「時と場合と私の都合で姫になれるんですよーっだ」


、性格悪!」


「今更ですよってか、ヴァリアー入ってより性格悪くなったような気がするし」




まだ、入隊してそんなに経ってないけど!

さすが、ヴァリアークオリティ。




「てか、俺、今、のことちょー殺してぇー」


「うわぁーそれは怖い怖い。出来るもんならどーぞどーぞ」


「ま、とりあえず・・・今日はこのティアラで勘弁してやるー。王子優しいー」


「うわっな、何よ、その早業!!!」




私の頭にはさっきベルが持ってたティアラが乗ってるんだと思う。

カナリの早業でつけられた!!!




「・・・・・・うわぁー・・・なんかマジ普通に違和感無しなんだけど」


「いや、違和感のありなんだけど」




鏡持ってないから自分の姿はわからないけど。

とりあえず、似合ってないことはわかる。

だって、見てないのにこんなに違和感感じるし!!!




「やっぱ、お前、姫っぽい」


「いや、なんか誉められてるのかもしんないけど、誉めても何も出ないから」


「金一封くらい出せよなー姫のくせに」


「いや、姫じゃないから。てか、マモちゃんのようなこと言うな!」


「王子をあいつと一緒にするなー」


「一緒じゃん、金一封って言うあたりが。金だよ、金」


「てか、こいつ等弱くね?」


「うん、弱いね、弱い。簡単に殺せちゃってつまんないー」




うわぁーなんか自分すごい発言してる気がする。

簡単に殺せちゃって・・・か。

あはは・・・なんかマフィアらしくなったのかなぁー自分。

簡単に人を殺せるようになっちゃうなんて、ね。

てか、たかが一週間でここまで変われるもんなんだね、人間って。

さすがはヴァリアークオリティ。







「うわっな、何?」


「お疲れー」


「え?」


「任務完了。帰ろうぜー」


「あ、うん!」


「飯でも食って行く?」


「んー・・・ルッスのご飯食べたいからまっすぐ帰る」


「りょうかーい」





















◇◇◇





















「たっだいまー!ん?何してんのー?」


「トランプー」


「あっ私も混ぜて混ぜてー!トランプー!」


チャンはダメよー」


「え、なんで?さすがの私でもトランプは知ってるよ?」




しかも、いたって普通のトランプだし。

日本語喋ってるし。

見た所、ポーカーっぽいし。




「だってこのゲームは・・・今晩の夕食当番を決めるためのものだからよー」


「あ、なるほど。謹んで参加辞退させていただきまーす」




なるほどなるほど。

だから、マモちゃんも参加してないんだね。

マモちゃんだったら自分が料理するなら金出せーって言うだろうし。




「で、誰が負けそう?」


「・・・・・・チッ」


「うわっ」




ザンザスがテーブル蹴ったーーー!!!

・・・ってことは、つまり・・・

負けたのはザンザスってわけね、うん。

わかりやすーい。




「ボスの料理なんて初めてねー楽しみだわー」


「ザンザスのご飯、私結構好きだよー」


「あらーチャン、ボスの料理食べた事あるのねー」


「うん、最近ー」


「・・・・・・」




レヴィが切れてるキレてる。

でも、知らなーい。

レヴィがキレても怖くないもーん、ウザイだけ。




「レヴィー男の嫉妬は残念すぎるしー」


「そうそうー」


「とりあえず、飯の用意始めたらどうだ?ボスさんよぉ?」


「うるせぇーカスザメ」




うわぁーワインボトルが飛んだ飛んだ。

あーしかもしっかりスクの頭に直撃。

可哀想ー。




「スク、ドンマイ。でも、私もお腹空いたしーザンザスーご飯早く作ってー」




そろそろ夕食時です。

ご飯が食べたいです、ものすごっく。

ご飯ご飯。




チャンってなんていうか・・・ホントお姫様よねー」


「あ、ルッスーリアもそう思うー?王子も姫説押してるんだけどー」


「いや、姫じゃないから!ベルと一緒にしないでよー」




そりゃ、骸からはしっかり姫呼び姫扱いされてるけど!

でも、ベル王子とは違いますー姫じゃないでーす。




「王子と同格なんて喜べー」


「喜べないから」


「あらあらー本当に仲良しさんねーチャンとベルちゃん」


。ボスのご飯が出来るまであっちでトランプしようよ」


「あ、するするー。お金はかけないからね」


「別にいいよ。からお金取るつもりないし」


「おーマモちゃん紳士だねー」


「あ、王子もするー」


「ベルは有料だよ」


「なんでだよ」


「当たり前でしょ」




・・・・・・ヴァリアーって、任務がないときってホント平和だよねー。

まぁ、色んな意味で苦労してるスクとかスクとかスクがいるけど・・・!!!










† 殺したいなら殺せば?殺せたらの話だけどね †

(あーあ、こんな平和なときはホントに暗殺部隊なのかなぁーって思っちゃうよ。)



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