† 誰か、この不条理な世界に制裁を †
「あれー?スクがいる」
「・・・・・・無事じゃねぇーかぁぁぁ!!!」
「あー」
そういや電話してたな、スクアーロに。
で、俺が携帯壊して、音信不通。
いてもたってもいられなくなって見に来たと。
ははっスクアーロもなんだかんだいって心配性なんだよなー。
「無事っちゃー無事だけど、セクハラはされた!!」
「そんなのいつものことだろうがぁぁぁ!!!」
「えぇーなんでがキレられてるんだろ」
「てか、スクアーロも心配性だよねー」
「綱吉!さっきはよくも逃げやがったなぁ!!」
「ごめんごめん。ほら。ルッスーリアが優しくて」
「てか、スク、任務はー?」
「部下に押し付けてきたに決まってるだろうが!」
「うわぁーその部下可哀想ー。後でフラゴーラのケーキお土産に買ってあげよう」
「ほら、死神姫を指名の依頼だ」
「うわぁっ面倒な依頼だったらスルーしていいかな。てか、多くない?」
「あー多分、その依頼の八割がたうちからの依頼だと思います」
「綱吉、安心しろ」
「へ?」
「ボンゴレからの依頼は七割だ」
「じゃあ後三割はどこからの依頼なわけ?まともなの?」
「一割がヴァリアーだ」
「はぁ?なんでヴァリアーから依頼されるわけ?!、ヴァリアー所属結構長いんだけど」
「ボスさんにでも聞きやがれ」
「あー俺なんかわかったような気がする」
「俺も」
キャバッローネとかボンゴレが無理矢理、に依頼するからだよなー。
だから、ヴァリアーにいる率が低くなったから・・・ヴァリアーから依頼してみたっていうこと。
「ん、じゃー後の二割は聞かなくていい?てか、聞きたくないんだけど」
「うちからの依頼」
「だぁ!!!答えんな!てか、ディーも何依頼しやがってるんですか」
「だってさー依頼でスケジュール空けさせとかないと逢う機会減るし」
「はぁ?」
「二割に留めたのは俺の優しさ」
ホントはもっと依頼してやろうかと思ったけど・・・さすがに、ブッキングしちまいそうだったし。
って変なところで律儀に平等精神持ってるもんなぁー。
「うわぁー・・・一ヶ月の予定表、カナリ過密なスケジュール。フリーの日、月一ってどうよ」
「あ、月一でもフリーの日あったんですね・・・よかったです」
「あーあー・・・服買いに行きたいのに」
「あ、じゃあこの日、買い物行こうぜ」
「ちょっと待て。依頼っていうくらいだから仕事じゃないの?」
「仕事仕事。俺と一緒に買い物に行くっていう仕事」
「だぁぁ!!!そんな仕事つい先週もしたような気がするんだけど!!!」
「だって俺、の服選ぶの好きだし」
「そーですよねぇー。が着てる服の大半はディーが買ってくれちゃったものばっかだもんねぇー」
「当然!俺はの服選ぶのも好きだし買うのも好きだかんな!」
「まぁ服買ってくれるのは助かるからいいんだけど。ヴァリアーってば給料安いし」
「えぇ?!ヴァリアーってそんな給料安いんですか?!てか、給料制?!」
「いや、給料は決して安くねぇ!!!」
「だ、だよねぇ・・・うちから出てるはずだし、ヴァリアー経費って無駄にかかってるし」
「なんかさー後輩だから奢れとか言ってきやがるんですよ、あの堕王子が」
「あはは・・・お疲れ様です」
「しかもね、ご飯だけじゃないんだよ。服とか、靴とかなんかのカードで勝手に買いやがるし」
「うわぁー・・・さすがにそれはサンが可哀想なんで後で灸据えておきますよ」
「あはっお願いしまーす。ツーくんが灸据えてくれるのはなかなか効果がありそうだし」
「!テメェ!それと同じこと俺のカードでしやがっただろーが!!!」
「うん、した。だってースクのほうがヴァリアー入るの早かったしー」
「たかが三日くらいの話だろーが!!」
「でも、たかが三日でもセンパイはセンパイなんでーす」
「ははっツナ。には灸据えてやんねぇーのか?」
「んーまぁ、サンは可愛いんでいいんじゃないですか?」
「だな。っというわけで、スクアーロ、ご愁傷様だ!」
† 誰か、この不条理な世界に制裁を †
(なんだかんだいって、スクアーロっていっつものこと心配してるよなぁー。)
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