† 例え地獄でも現実を生きてやるよ †
「でもまぁ、ツーくんからの折角の依頼だし、謹んで受けまーす」
「だ、大丈夫なんですか?!」
「大丈夫大丈夫ー多分」
「多分って!!」
「ほら、ケ・セラ・セラだよ」
「ツナー。そのパーティーってどこの?」
「グラナートファミリーのパーティーです」
「あーグラナートファミリーな。俺も招待されてたわ」
「ディーノさんは行かないんですか?」
「どうしようかと思ってたけど、ツナが行くなら行ってもいいかな」
あとは・・・このお姫サマが心配だし。
まぁツナと一緒なら大丈夫だと思うけど。
念には念を。
何かあってからじゃ遅いしな。
それに、グラナートファミリーってそんな悪いファミリーじゃないから潰したくねぇーし。
「ディーも行くの?」
「おぅ!」
「はぁー結局セクハラか・・・!!折角今回はセクハラに悩まされないと思ったのに!」
「ははっ大丈夫だって。今回はツナの同伴だから控えめにするし」
「控えめってねぇ!!普通、やらないでしょ!!」
「だって・・・俺はに触ってたいし」
できることならずっと触れていたい。
できることならずっと隣においておきたい。
まぁそれができないから余計に思っちまうんだろうけど。
「なっ、そんな触り心地よくないし」
「いや、結構いいぜー。最近特に」
「ふ、太ったって言いたいの?!確かに太ったけど!!」
そういや最近ちょっと肉がついてきたよなぁー。
ちょうどいいくらいに。
別に太ってるわけでもなんでもないけど。
てか、むしろは痩せすぎだし。
もうちょい肉がついてもいいと思う。
「あー本気でダイエット考えなきゃ」
「え、全然大丈夫だと思うんですけど」
「男の言う大丈夫は信用しないって決めてるから」
「俺もちょうどいいくらいだと思うけどなー」
「ディーの言葉は七割方信用しないって決めてるからね!!!」
「七割って多くねぇ?」
「全然多くない!自分の胸に手を当てて考えてみやがれ!!!」
「あー」
結構身に覚えがある。
いや、でも全部が可愛いのが悪い。
「ディーノさんとサンってホント仲いいですよね」
「付き合い長いしな」
「てか、仲良くないし」
「えぇ?!」
「あ、ツナ。は照れてるだけだからなー」
コイツ、俗にいうツンデレだし。
結構実は照れ屋だし。
「は、はぁ・・・た、確かマフィア学校が一緒だったんですよね?」
「おぅ!」
「スクと三人で色々しでかしたもんねー」
「あ、そっか。スクアーロも一緒だったんですね」
「うん。ディーとスクが無駄に目立って大変大変」
「も目立ってただろ!!!」
「いや、はいつでも目立たない普通の生徒でしたよ」
「嘘つけ」
「俺もサンは目立つイメージです」
「目立たないから!日陰の女だから!!」
「どこがだよ!!」
「全てにおいて!!」
「あはは・・・」
「ツナだってわかるだろー。俺とスクアーロのマフィア学校時代の苦労が」
「あ、はい」
「マジ苦労したんだぜー」
害虫駆除に。
とりあえず、に告白とかしたやつはフルポッコ。
もちろん、スクアーロが。
俺はあのころまだファミリーがいてもへなちょこだったし・・・まぁ、演技だったけど。
だから、とりあえずキャバッローネのボスになってからは一緒にフルボッコしてみた。
フルボッコにされた奴らも俺のことへなちょこって思ってるからフルボッコしやすかったしな!
「てか、仮にが目立ってたとしたらディーとスクとオジイサマの所為だと思われる」
「あはは・・・なるほど」
「まぁボンゴレ9代目の孫って時点で目立つよなー」
やっぱり、ボンゴレは天下のボンゴレ。
マフィアで知らない奴は恐らくいねぇーし。
ボンゴレだからってに近づいてきた奴もいたしなぁー。
まぁ、しっかりスクアーロが返り討ちにしてたけど!
「そうそう。昔からなんか変に目立って誘拐とか、色々未遂であって大変大変」
「なんか、サンも苦労してるんですね・・・」
「わかってくれる?!ツーくん、わかってくれる?!」
「はい」
「あぁ!!やっぱりツーくんいい子だよ!セクハラしないし」
「判断基準がそこなんですか?!」
「うん。セクハラする奴イコールの敵」
「じゃ、じゃあディーノさんは・・・」
「当然、の敵」
「ははっヒドイ言われようだなぁー絶対、あとで後悔させてやる」
「ツーくんー。この人怖いよー」
「あはは・・・」
† 例え地獄でも現実を生きてやるよ †
(さーってどんなお仕置きしてやろっかなぁー。)
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