† その笑顔が怖くてたまらない †
「あ、もしもし?スク!ねぇ、今すぐ迎えに来て!!」
「は?」
「そうじゃないと、確実に犯される・・・!!」
この馬鹿馬跳ね馬エロ馬に!!!
あぁ!!なんでこんな力の差があんのよ!!!
しかも、の鎌はロマが持ってるし!!!
鎌があればこんなエロ馬一発で仕留めれる予定なのに・・・!!!
「俺に組み敷かれて他の男に電話とはいい度胸じゃねぇーか」
「うるさい、黙れ、このロリコン!」
同じ歳だけど!!!
でも、自分が童顔で子どもっぽくて、おまけに小さいのわかってるもん!
ディーみたいに大人の色気なんてないもん!
とりあえず、イコール、ディーはロリコン!!
「あ、スクアーロ。今のの発言は無視していいからなー」
「あっちょっと人の携帯取るな!てか、スク!!マジ迎えに来てよ!本気でやばいんだから!」
ホントに犯されそうなんだから!!
マジでやばい感じなんだから!!!
この笑顔は本気で怖いんだから・・・!!!
この笑顔を見て、無事だったことなんて一回もないんだからぁぁ!!!
「スクアーロ、今日も任務あるんだろ?頑張って来いよー」
「いや、任務よりを助けてよ!!同僚の貞操の危機なんだよ!!だぁ!!今、バキって言った?!」
ディーの手には無残な姿になった携帯。
あー・・・結構お気に入りだったのに、この携帯。
てか、拙くない・・・?
スクが来てくれるっていう返事聞いてないし・・・!!!
「残念だったなー」
「あぁ!!!携帯が無残な姿に・・・あぁー!!!もうこれで何台目!?」
「さぁ?数えてもキリないし」
そーですよね!!
ことあるごとに携帯壊しやがりますもんね・・・!!!
そりゃ、そのあとしっかり新しい携帯買ってくれちゃうけど!!!
ついでに、携帯の通話料とか料金全部ディーが払ってくれてるけど!!!
「ロリコン!変態!馬鹿馬!!てか、ロマたちもどうにかして助けてよ!!!」
「悪いな、嬢。俺たちはいつでもボスの味方だ」
「なっなんでよ!!!今ののこの状況見て、それでもディーの味方するって言うの?!」
扉の前にはロマを筆頭にキャバッローネファミリーの面々。
ベッドの上でディーに組み敷かれてる。
明らかおかしい状況だし、自分で言うのはなんだけど可哀想な状況だよ!!!
「悪いな、嬢。いつも言ってる通り、俺たちはボスの味方だからな」
「きゃ、キャバッローネのバカヤロウ!!!!」
「俺のファミリーを馬鹿呼ばわりする奴にはそれ相当のお仕置きをしなきゃなぁ?」
「な、何言ってんの!!、別に悪いこと言ってないし!!」
そう!
は何も悪いこと言ってない!!!
それより何よりの貞操の危機なんだってば・・・!!
「てか、さっきの発言で一つおかしいとこあったよな?」
「は?」
「お前、貞操の意味わかってっか?」
「え?わかってないけど?ただ、こういう場面で使われるイメージ」
そういえば、どういう意味なんだろ?
貞操=処女?
あーそんな感じかも?
・・・・・・じゃあ、使えないじゃん、この台詞。
「あのースミマセン」
「ツーくん!!ちょうどいいところに!今すぐを助けて!!!」
「す、スミマセン!俺、ロマーリオさんたちがいるから大丈夫だと思って勝手に入ってきちゃって・・・!!!」
「ツーくん、どうでもいいからとりあえず助けて!!」
「ツナー。悪いな、ちょっと待っててくれっか?」
「あ、はい」
「あぁ!!ちょっと待ってよツーくん!この状況見てなんとも思わないの?!」
「えっと・・・だいぶ見慣れてますし・・・」
「なっ?!」
「俺、この状況見るの10回目以上だと思うんで・・・」
「とにかく!助けてよ!ボンゴレ10代目の権力とかフル活用して!!」
ボンゴレはキャバッローネに勝てる!!
強いもんね、ボンゴレ!!
「あはは・・・無理です」
「うわっ!きっぱりと言いやがったよ!!ヴァリアーってボンゴレの管轄でしょ?!」
「そうなんですけどー・・・キャバッローネってうちの第3戦力ですし。ぶっちゃけ、敵に回したくないんで」
「じゃ、じゃあヴァリアーはいいの?!敵に回っちゃってもいいの?!」
「えっと、ヴァリアーは俺の管轄なんで、敵に回りようもないですし」
「回るよ!回っちゃうよ!!敵に回っちゃうんだから!!」
「あはは・・・大丈夫です、そんなことさせてあげませんから」
「つ、ツーくんがツーくんが・・・ディーと同じ黒笑顔だよぉぉ!!!」
昔はもっと可愛かったのに・・・!!!
そりゃ、ディーと同じでスレてる面があるのは知ってたけど!!
ボンゴレ10代目に就任してから、素でいかなきゃ色々面倒だってわかっちゃった所為だよね・・・!!!
あぁ!!昔の可愛かったツーくんを返せ・・・!!!
演技だってわかってたけど、おどおどしてるツーくんは可愛かったよ!!
「あ、サン」
「な、何?!」
「この前のうちの屋敷の修理代、覚悟しててくださいね?」
「あ、あれは恭弥とか骸が悪いんで、は悪くないから!!」
「いえ、サンが一番悪いです」
「悪くない!!!屋敷破壊したのあの二人じゃん!!!」
あの二人が勝手にドンチャン騒ぎを起こして散々屋敷破壊したんじゃん!!
は何もしてないし!!
てか、は全く屋敷を傷つけてもいないのに・・・!!!
「でも、ことの発端はサンなので、サンの責任です」
「や、ヤダ!!ヤダやだっ!!ロマ!助けて!!」
「無理だ、嬢」
「即答?!即答する?!こんないたいけな女の子を目の前にして?!」
「ははっ嬢はもう女の子って歳でもないからなー」
「なっ?!た、確かにそうだけど・・・!心は永遠の17歳で頑張ってるんだから!!」
「ー」
「・・・・・・何?ディー」
「そんなにお仕置きされてぇーのか?」
「何言いやがってんの?!どこをどうとったらその発言になる?!」
「いや、だって、なぁ?」
「あぁ!!もうなんか意味わかんない!!とりあえず、、寝るから!」
折角ベッドの上だし。
ベッドは寝るためにあるって信じてる!!!
† その笑顔が怖くてたまらない †
(あーもう、ディーノ相手ってホント疲れる!だから寝る!寝るに限る!)
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