† 好きだから、側にはいられないんだ… †
私は笑顔でいます。
いつだって・・・
、あなたの為にも、私のためにも。
◇◇◇
「先輩!おはよーございます!」
「おはよう、赤也」
「今日も笑顔っすね」
「うん、との約束だもん」
「赤也ずるいぜぃ!」
「うわぁ!丸井先輩!」
「抜け駆けはいかんぜよ」
「げっ!仁王先輩まで・・・・・・」
「おはよう、ブン太、仁王くん」
「いい笑顔じゃな、」
「ありがとう」
「おはようございます、さん」
「柳生くん、おはよう」
「元気そうで何よりだ」
「真田くん。私はいつでも元気だよ?」
「そうか・・・」
「はよ」
「おはよう、ジャッカルくん」
「身体は大丈夫か?」
「大丈夫だよ、柳くん」
「先輩」
「なぁに?」
「・・・氷帝に戻るんですか?」
「え・・・?」
「あっそれ俺も聞きたかったんだ」
「・・・・・・」
「先輩、戻らないで。立海にいてよ。俺、先輩に傍にいて欲しい。先輩の応援とか、すごく欲しい。」
「赤也・・・・・・」
「俺も同じ気持ちだぜぃ。にはここにいてもらいたい」
「ブン太・・・・・・」
「ここにいるみんな同じ気持ちだろぃ?」
「そうだな」
「えぇ。さんには傍にいて欲しいと思いますよ」
「その方が部内の結束も高まる」
「幸村もそう思ってるだろう」
「俺たちのためにも、立海にいてくれんかのぉ・・・?」
「私は氷帝に戻る気はないよ。あの場所には戻っちゃいけないの。あの場所にいれば、あの人達はまた傷ついてしまう、私はあの人たちを傷つけたくないの」
「・・・それでいいんすか?」
「うん、いいの。それに・・・逢いたい時には何時でも逢えるでしょう?」
だって永遠の別れじゃない。
同じ世界にいる。
同じこの世界に・・・
逢いたいと願えば何時でも逢える。
彼らも言ってくれたもの、いつでも逢えるって。
私が逢いたいといえば何時でも逢いに来てくれるって。
「だから私はここにいる。ここで、みんなが私を必要としてくれるのなら」
「必要っす!」
「そうだぜぃ!」
「ここにいて下さいね」
「応援してくれよな」
「俺に甘えてくれてよか」
「立海にはお前が必要だ」
「俺たちを支えてくれ」
† 好きだから、側にはいられないんだ… †
(見ててね!私笑ってるから!)
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