> † どうして、貴方はそんなにも強いの †










「あ、ー!」





「どうだった?初理事長室」


「うん、紅茶が美味しかった」


「は?」


「あと聞いて聞いて!理事の吉羅サンに気に入られた!すごくない?すごくない?」




よし、自慢終了。




ーごめん、話が超展開過ぎてついていけなかった」


「うん、大丈夫。私もいまいちわかってないから」


「えぇ?!」


「とりあえず、悪い人ではなかったよ、うん」




そう、吉羅サン悪い人じゃなかった。

どっちかって言うと、いい人・・・だと思う。

紅茶美味しかったし。




さん!」


「あー加地くん?どーしたの?」


「今から5組とサッカー対決なんだ」


「へぇーそうなんだー。5組かぁーあ、つっちー」


「よぉ、。始業式ぶり」


「だね。そっか、5組といえばつっちーか」


さん」


「ん?」


「僕は君に勝利を捧げるよ」




・・・・・・なんで、私勝利を捧げられるんだろ?!

いや、でも、ここは勝ってもらったほうがいいのかな?

うん、負けるのイヤだし。

打倒つっちー。




「よし、なんかわかんないけど頑張って。打倒つっちー」


「ふふっ君に応援してもらったら絶対に負けられないね」


「・・・なぁ、


「ん?」


「これが噂の転入生か?」


「そう、噂の転入生。加地葵クン」


「あ、加地葵です。よろしく・・・えっとつっちー?」


「土浦梁太郎だ」


「仲良いんだね、さんと。羨ましいな」


「仲良いっていうか・・・まぁ保護者みたいなもんだな。一年のとき同じクラスで散々迷惑かけらたんだよ」


「うわぁーつっちーってばヒドイ。私のことそんな風に思ってたんだ!」


「・・・ますます負けられないな。土浦には」


「いや、そんな敵対心燃やされてもな・・・」


「頑張れ、つっちー。なんだか、加地くんは手強そうだぞー」


「いや、。そこで俺の応援はするな」


「なんで?」


「あのなぁー」


「・・・さん」


「ん?」


「僕も応援して欲しいな」


「あ、うん。打倒つっちーしてね」


「ありがとう。見てて、必ず君に勝利を捧げるから」


「なっ?!」




・・・・・・朝の不思議空間再び!!!

なんで、跪かれてるんだろー私。

そういうタイプに見られてるのかな、女王様系。

うわぁーそれは違うと信じたい。




「か、加地くん!」


「なぁに?さん」


「私、跪いてお嘗めなんて恥ずかしくて言えないからね!」





















◇◇◇




















「・・・ねぇ、土浦くん」


「・・・なんだ?」


「あたしの親友様の今の発言ってどこまでがボケなんだと思う?」


「多分、今の台詞は本気で言ってるよな・・・つまり、ボケはなしだろうな」


「あ、やっぱり?土浦くんもそう思うってことは確実か・・・」


「しかし・・・また厄介なのがきたな」


「あはは・・・加地くんって色んな意味ですごい。朝もいきなりの前に跪いてたし」




手の甲にキス付で。

あれは衝撃だった。

あのも結構びっくりしてたみたいだし。

珍しいシーン見れちゃったよね!




「マジかよ・・・」


「うん、明日の校内新聞のトップになること間違いなし。天羽ちゃんが写真撮ってたし」


にしろ、お前にしろ話題が絶えないな」


「えぇーより全然マシだと思うんだけど」


「まぁ、はあの柚木先輩と普通に絡んでるもんな」


「そうそう。あたしなんてか火原先輩がいないと柚木先輩に絡みに行くなんて無理」




てか、なんでってばあんな軽く柚木先輩と喋れてるんだろ?

メールとかもしてるみたいだし、天羽ちゃんの噂に聞くと、二人でクルージングとかしてたみたいだし!!

付き合ってはいないみたいだけど。




「同感」


「だよねー。よかった、土浦くんが同意してくれる人で」










† どうして、貴方はそんなにも強いの †

(土浦くんって色んな意味で常識人だよね、絶対!)



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