† 君が世界で一番好き †
「えぇーダメになっちゃったのー?」
「ごめん、本当にごめん!」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「約束、したのに・・・」
「うん、ごめん」
「・・・・・・」
炎樹が悪いわけじゃない。
だって、仕方ないことだもん。
お仕事大切だし。
「本当に、ごめん、な?」
「・・・・・・」
仕事してる炎樹のこと好きだよ。
でも、やっぱりちょっと複雑なんです。
炎樹、滅多にオフなんてないから・・・・・・余計に。
だから、ごめんね。
何となく顔見られたくないから、炎樹に背中向ける。
「」
「うわぁっ!?」
「ごめんな」
後ろからぎゅって、抱きしめられる。
私が後ろからぎゅって抱きしめられるの好きだって、炎樹わかってるから・・・
そう、わかってる、わかってるもん。
ちゃんと、わかってる。
「・・・私も、ごめんなさい」
「?」
「炎樹が悪くないのに、我侭言って・・・」
「あーそれはいいの、我侭なも可愛いし」
「なっ・・・!?」
「顔、真っ赤にしてるのも可愛いけど」
「え、炎樹・・・!」
「・・・本当に、今日はごめんな」
「うん」
「ちゃんと埋め合わせ、するから」
「うん・・・」
本当はもっと一緒にいたいけど・・・
そろそろ、ダメだよね。
ちょっとでもこうして謝る為に時間作ってくれただけでも感謝しなきゃ。
「・・・じゃあ、帰るね。ちょっとでも時間作ってくれてありがと」
「おう、気をつけて帰れよ。あっ淋しいからって他の男にふらーっとついて行ったりすんなよ!」
「そんなことしないもん!!」
「そうだよなぁーお前、俺一筋だし?」
「・・・・・・違うもん」
「え?」
「私、炎樹一筋じゃないもん」
「・・・・・・俺以外に好きな奴、いんの?」
「うん、炎樹以外にね」
「・・・・・・誰?」
「私が好きなのは、炎樹と・・・要だもん」
芸能人な炎樹も好き。
でも、芸能人じゃない要も好き。
だから、炎樹一筋じゃないの。
「・・・・・・や、やられた・・・」
「埋め合わせ期待してるからね」
† 君が世界で一番好き †
(炎樹も要もどちらも私の大好きな人。)
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