† 俺を癒してくれたのは、貴方の歌でも、声でもなく、貴方自身です †
「ハロー。ロックオン呼んでー」
「ロックオン、ロックオン。来た、来た」
「ははっドア越しにも聞こえてるって。お前とハロの会話」
「それってー私がうるさいってことー?」
「いや、声がな・・・ちょっと特徴的って言うか・・・好きなんだ」
「え?」
「俺、の声好き」
「・・・ありがと」
「無駄に高くてよく通るとこなんてめちゃくちゃ可愛いし」
「無駄とか言うなー。やっぱり貶されてるような気がする」
「貶してないって。可愛いって言ってるだろー」
「ロックオンの可愛いは信用しないんだもん」
「なんでだよ」
「だっていっつも可愛いとか言うし」
「だって、可愛いし」
「可愛くないし」
「いや、可愛い」
「可愛くない」
「俺のお姫サマは可愛いんだよ、何してても」
† 俺を癒してくれたのは、貴方の歌でも、声でもなく、貴方自身です †
(だけど、声以上にお前のことが好きなんだ。)
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