†　今幸せな僕らの先に何があるのかなんて分かりたくも知りたくもない　†











｢、ごめんって｣


｢ヤダ、許さない｣


｢マジごめんな？｣


｢・・・ロックオン、謝ればいいって思ってるでしょ｣


｢・・・・・・｣


｢私、そんなのヤダかんね｣


｢・・・｣


｢・・・・・・｣


｢・・・・・・｣


｢・・・ごめんね｣


｢？｣


｢痛い？目｣


｢が怒った顔してるほうが痛い｣


｢何それ｣


｢俺はの笑った顔が一番好きだから・・・さ｣


｢・・・じゃあ、ギュっして｣


｢ん｣


｢ロックオンだぁー・・・よかった、生きてて｣


｢ははっまだまだお子様なお姫サマひとり残しては死ねないからなー｣


｢馬鹿｣




ロックオンも、私も戦場にいるのに馬鹿みたい。

でも・・・




｢もうちょっとこのままでいて｣


｢りょーかい｣




今はロックオンの腕の中にいたい。

それが、束の間の幸せだとしても。










†　今幸せな僕らの先に何があるのかなんて分かりたくも知りたくもない　†

(でも、この幸せが長くは続かないこと知ってる。)

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