† 私の幸せは、貴方がいてこそ成り立つもの †
「お帰りなさい、風早っ」
「ただいま、」
「あのね、夕霧が風早と一緒にってお茶を持ってきてくれたの」
「あぁ、これは珍しいお茶ですね」
「うん、夕霧もそう言ってたけど・・・どんなお茶なの?」
「うーん・・・口で説明するより見たほうが早いな。、ガラスの急須はあるかな?」
「はい。夕霧がお茶と一緒に持ってきてくれたよ」
「さすがですね・・・ほら、、見て」
「うわぁーー!!急須の中に花が!!」
風早が急須にお湯を注ぐと・・・
急須の中に広がるのは花。
なんだか、不思議な感じ・・・
「そういうお茶なんですよ」
「綺麗だね」
「えぇ、姫のようです」
「え?」
「ほら・・・青い花と金色のお茶・・・俺の一番好きな組み合わせの色です」
「か、風早・・・っ」
「さぁ、どうぞ。熱いから火傷しないようにね」
「もう!また子ども扱いするんだから!!」
風早はいっつもそう。
私のこといつも、子ども扱い。
そりゃ・・・風早から見たら私は子どもだし、子どもだけど・・・
「まだは子どもですよ。そうでいてくれないと俺も傍にいられないですから」
† 私の幸せは、貴方がいてこそ成り立つもの †
(・・・風早が傍にいてくれるならもうちょっと子どものままでもいいかな・・・)
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