* 100:顔を上げて前を見て、膝をついている時間など何処にもないのだから *











センパーイ!」


「あ、赤也!」


「そんなに息切らしてどうしたんッスか?」



先輩が珍しく走ってる!

この人滅多に走らないのに!



「赤也のこと探してたんでしょ!」


「え?俺?」


「そう!」


「マジッスか?」


「マジですよ、マジ大マジです」


先輩が俺のこと探してくれるなんて・・・感激ッス!」


「はぁー・・・もう疲れたよー」



そうでしょうね。

息切れてるし。

運動不足ッスよー先輩。



「てか、そんなに走らなくてもよかったんですよ?」


「だって赤也が・・・」


「ほら、メールとかで呼んでくれれば・・・」


「あ、」


「・・・先輩、忘れてたでしょ?」


「わ、悪かったわねーーー!!!」



あ、怒ってる。

怒った先輩も可愛いーーー!!!



「探してくれてありがと、先輩」


「うん」


「さーって、じゃあ何処行きますか?」


「はぁ?」


「デートしましょ、デート」


「ちょっと、部活は?」


「いいの!今日は特別!先輩たちには内緒ッスよ?」


「怒られても知らないから」





















100:顔を上げて前を見て、膝をついている時間など何処にもないのだから










***********************************************************************************************


切原赤也 by テニスの王子様

Web拍手改造夢。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送