*　072：空を見上げても、あるのは雲と太陽ばかりで　*










屋上の一番暖かいところで日向ぼっこしてる桂くん発見！

チェロと一緒に日向ぼっこ・・・

なんかいいなぁーーｖｖ



｢あ・・・先輩｣


｢こんにちは、桂くん｣


｢こんにちは｣



あ・・・桂くん寝ちゃいそう・・・

そうだｖ



｢桂くん、これいる？｣


｢何ですか？｣


｢チュッパチャップス｣


｢・・・ください｣


｢うん、何味が好き？｣


｢先輩は何味が好きですか？｣


｢えっとねーイチゴミルクｖ｣


｢じゃあ、それ下さい｣


｢うんｖ｣



イチゴミルクイチゴミルクーｖ

・・・あれ？



｢ごめん、私が今舐めてるので最後なの・・・｣


｢そうですか・・・｣


｢ごめんね、私が言い出したのに・・・｣


｢いいです、代わりのもらいますから｣


｢うん、何味にする？｣


｢イチゴミルクです｣


｢え？イチゴミルクは・・・｣


｢先輩が舐めてるのイチゴミルクですよね？｣


｢うん｣


｢じゃあ、もらいますね｣


｢ちょ、ちょっと、桂くん！！｣



早技・・・

いつものぼのぼってしてるのに・・・・



｢ありがとうございます、先輩｣


｢・・・どういたしまして・・・｣


｢そういえば、どうしてこんなにいっぱいチュッパチャップスを？｣


｢報道部の賄賂です、菜美ちゃんに配って来いって言われて｣


｢だからこんなにいっぱい・・・｣


｢・・・これからもよろしくね、桂くん｣


｢はい｣


｢いろいろ教えてね｣


｢先輩が・・・訊いてくれるなら｣




















072：空を見上げても、あるのは雲と太陽ばかりで











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志水桂一　ｂｙ　金色のコルダ

コルダ連載｢新しい風｣の休止により100夢に転載。

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