*　スポーツ用品店に行って来ます！　*











｢ちゃんーホントに一人で行くのかにゃー？｣


｢うん！今回は大丈夫！｣


｢心配だなぁ・・・｣


｢大丈夫だってー！｣


｢、何かあったら大声で僕の名前を呼ぶんだよ｣



・・・・・・。

周助の名前呼んだら何か起こるのかなぁ・・・？

周助が現れたりして！！

ほら！黒魔術で！！



｢大丈夫、黒魔術じゃないから｣



な、なんか読まれてる・・・



｢、少し重くなるかもしれないんだが・・・｣


｢ん？どーしたの貞治？｣


｢このリストにあるものも頼めるか？｣


｢・・・・・・野菜大量・・・｣



これはまさしく・・・乾汁の原料に違いない！！！

・・・・・・。

マネージャーとしてはみんなに頑張ってもらわなきゃいけない。

・・・・・・うん、そうだよね。

乾汁のおかげでみんな頑張れるんだもんね！



｢わかった、任せて！｣


｢もし持てないようだったら携帯で呼んでくれて構わない｣


｢はーい、頑張ります｣


｢体調管理には十分気をつけるように、特に水分補給を忘れないように｣


｢そうッスよー！先輩基本的に水分摂ってないっしょ｣


｢あーそういえばマネの仕事中は結構忘れちゃうかも｣


｢気をつけてくださいよー｣


｢先輩｣


｢ん？リョーマどーしたの？｣


｢俺、先輩倒れたら嫌だからね｣


｢うん、気をつける｣



可愛い後輩たちにも心配されちゃったし・・・

うん、気をつけて水分補給もしなくちゃなぁ・・・忘れないようにしないと。



｢ちゃんが帰ってくるの待ってるからにゃー｣


｢うん、早く帰ってくるねー｣



頑張ってみんなが練習中に戻って来よう。

みんなと一緒に帰りたいし。

でも、待たせるのとか嫌だし！



｢じゃあ行ってきまーす！｣





















目的地はスポーツ用品店。

前に氷帝のみんなに案内してもらったスポーツ用品店。



｢・・・・・・｣



こっちだよね？

間違ってないよね？



｢・・・・・・｣



あれー・・・？

おかしいなぁ・・・この道、確かに通ったよね？



｢・・・・・・か？｣


｢え？｣


｢あぁ、やはりそうだな｣


｢あ！蓮二だ！｣



これはチャンスかも！

蓮二ならきっとスポーツ用品店を知ってる・・・はず！！



｢あ、あの！今お時間ありますか！？｣


｢今からスポーツ用品店に行くところだが・・・｣



目的地一緒！！



｢・・・・・・連れて行ってください｣


｢迷子か？｣


｢・・・多分、そんな感じです｣


｢わかった、一緒に行くとしよう｣


｢ありがとう！｣



無事スポーツ用品店につくことが出来そうです！

よかったぁ・・・周助の名前も呼ばずに済んだし。

ちょっと呼んでみたかったような気もするけど・・・！！





















｢すごい荷物だな・・・｣


｢あはは・・・｣



私の手にはスポーツ用品店で買った袋×２。

八百屋さんで買った野菜の袋×２＋八百屋のおじさんがおまけでつけてくれた袋×１。



｢少し休憩するか？｣


｢うん、ちょっとのど渇いちゃった｣



部活が終わるまでまだ時間は十分にある。

みんなも水分補給はしなくちゃ駄目って言ってたし・・・ちょっとだけならいいよね？



｢スポーツドリンクでいいか？｣


｢あ、いいよ！自分で買う！｣


｢いや、これくらい構わない｣


｢うーんー・・・じゃあ、ありがとうございます｣


｢少し座るか｣


｢あ、うん。蓮二は時間大丈夫なの？｣


｢あぁ、今日は部活は休みだ｣


｢あーそういえば雅治が言ってたような気がする。部活休みだから夕ご飯作って待っててくれるって｣


｢仁王とはうまくやっているみたいだな｣


｢うん、雅治のご飯美味しいよー｣


｢意外だな、仁王が料理とは｣


｢うん、それは私も思った。でも、やっぱり雅治色々と器用だよね｣



テニスコートの上でも。

キッチンでも。



｢でも、蓮二も器用そうだよねー料理とか得意？｣


｢そうだな・・・あまりすることはないが、出来ないことはない｣


｢そっかー今度、蓮二の手料理も食べさせてね。雅治の家に来たときにでも｣


｢あぁ、覚えておこう｣


｢うん、楽しみにしてる｣


｢そろそろ、戻ったほうがよさそうだな｣


｢あ、ホントだ。今日は付き合ってくれてありがとうね｣


｢・・・青学まで送ろう｣


｢え？｣


｢その荷物を一人で持つのは大変だろう？｣


｢あ・・・いいの？｣


｢よくなければ言わない｣


｢そっか、じゃあ・・・お願いします｣




















｢運んでくれて、ありがとう｣


｢いや、なかなか充実した一日だった｣


｢私もすごく楽しかったよ｣





















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蒼月葵様からのリクエストで・・・

テニスの王子様、時空の乙女、柳夢です。

大変長らくお待たせしてしまいましてすみません！！！

柳ちゃん難しい・・・！！！

結局、青学メンバーが最初のほう出張ってしまって・・・柳夢になりきれなかった・・・（汗）

リクに適ってなかったらすみません。

リクエスト、ありがとうございました・・・！！！

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