* 部室に届けられたのは・・・ *










「あーまた来たー」


「何や、どうしたん?」


「侑士ーこれ見てよ、これ!」


「なになに・・・って何やねん、これ」


「やっぱり侑士もそう思うよねー」



最近よく来るメールは所謂、ヤラせてくれとかそういう類のもの。

最近ではほぼ毎日、しかも同じアドレスから。



「アド変えたらいいんちゃう?」


「これで3回目だよー侑士も知ってるでしょー?」


「そういえばそうやったな」


「何やってるんだー?」


「あっ岳人」


「岳人、これ見てみ」


「なになにー?ってうわぁーすげー・・・」


「これが毎日来るのよ」


も大変やなー」



ただでさえ、毎日この部活でセクハラ受けてるのに・・・!!

腰に手をまわされたり、脚を直視されたり・・・!!

っていうか、セクハラしてくるのは侑士とか景吾とか侑士とか景吾とか侑士とか景吾とか・・・



「何やってるんだ?」


「景吾・・・」


「どうした?ちゃんよぉ?」



だから!腰に手をまわすなって!!

セクハラだー!!

訴えるぞ!訴えるぞー!!

・・・なんてね、どうせ跡部財閥の権力で揉消されちゃうのがオチだから言わないけど。



「跡部も見るー?」


「・・・の携帯か」


「見てみー結構過激やから」



とか言って岳人は景吾に携帯渡してるし。

まぁ別にいいんだけどねー。

どうせ、携帯にはテニス部のみんなとのメールしか入ってないし、見られて悪い内容なんて全くないし。



「へぇ・・・こいつもなかなかやるじゃねぇーか」


「はぁ?」


「セクハラで訴えるか?」


「訴えれるの?」


「あぁ・・・」



すごいー流石景吾。

景吾に弁護士とか色々紹介してもらったら・・・間違いなく勝てるよねー。



「あれ?何してるんですか?!」


「長太郎ー」


「先輩たち、練習しないおつもりで?」


「若もいるー」


「当たり前でしょう、先輩」


「ウス」


「崇弘ー相変わらずだねー」



2年生トリオ登場ー。

相変わらず性格が全然違う3人組だわ・・・



に来たセクハラメール見てたんだー」


「え?!先輩そんなメール来るんですか?!」


「うん、ほぼ毎日ー」


「アドレス変えたらどうですか?」


「侑士と一緒のこというね。でも、意味ないっぽいしー」


「ウス」


「崇弘もそう思うよねーというわけで当分頑張ります」


ー」


「ん?その声はジロー?」


「そーこれ、はい」


「何コレ?」


「知らないCー部室の前においてあったYO」


「とりあえず開けてみーや」


「だね」



まるで衣装が入ってそうな箱の中には・・・

見事にレースがあしらわれた所謂メイド服。

ヒラヒラだよー。



「メイド服やん」


「わーすげー」


「カードが付いてるみたいですよ!!」


「長太郎ー読んで読んで」


「はい!えっと・・・親愛なる様へ・・・」


「・・・もういい」



親愛なるって何よ、親愛なるって!!

っていうか、誰よこんなもの部室の前に置いたのは!!



「おい、


「何よ、景吾」


「着ろ」


「はぁ?」


「そうやで!折角やし着てーやv」


「侑士までなに馬鹿なこと言ってんのよ!」


「お前ら何やってるんだよ」


「亮!いいところに来た!こいつ等どうにかしてよー」


「宍戸も見たいやんなー?」


「はぁ?何をだよ?」


のメイドさん姿v」


「俺は見たEー」


「はいはい!俺も俺も!!」


先輩・・・その、俺も見たいです!!なっ日吉!」


「お、俺は別に・・・」


「宍戸!お前も見たいよなー?」


「・・・あぁ、いいんじゃねぇ?」


「亮!裏切る気!?」


「別にいいだろ?減るもんじゃあるまいし・・・なぁ樺地?」


「ウス」


「さー着替えてvv俺ら外で待ってるからなー」


「いーわよ、いーわよ!着ればいいんでしょ!着れば!」



似合わないって言われるのがオチだろうけど・・・

着てやろうじゃない!!



















「・・・着たよー」



なんて声を掛けてみれば、続々と入ってくるみんな。

しかも、誰一人何も言ってくれない!!

何でもいいから何か言ってよ!!



「「「「「「「「・・・・・・」」」」」」」」」



私の思いは伝わってないのかまだ無言のまま。

もうこうなったら最終手段!!!



「どうなさいました?ご主人様」



この前ここのTVで特集見たんだよねー。

で、知ったのがご主人様呼び。

さーどうだ!!



、反則やで」


「へ?何が?」



やっと口を開いてくれたのは侑士。



可愛Eー!!!」


「え?可愛い?」


「似合ってるじゃん!!」


先輩、可愛すぎます!!!」


「・・・・・・意外と似合いますね」


「ウス」


「なかなか似合ってるぜ」


「うちで働くか?俺専属のメイドとして雇ってやるぜ?」



なぜか、みんなが言うのは賛辞の言葉ばかり。

意外・・・



!もう一回言ってほしEー」


「え?何を?」


「ご主人様ってvv」


「ご主人様?」



結局、今日は練習は中止。

何回も何回もご主人様って言わされて・・・疲れた。

でも・・・なんかみんな楽しそうだったし、よかったかな?




















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麻子様へのキリリク創作・・・

氷帝逆ハーで下ネタギャグ・・・

すみません!!やっぱり管理人には下ネタは無理でした・・・!!!(汗)

色々調べてはみたんですけどね・・・イマイチよくわからないくて・・・

学校でメイド喫茶の話とかしてた時に下ネターって言っている方がいたので採用。

最初の方の内容は全く意味がなかったこと判明。

おかしいなぁ・・・最初からメイドさんでいけばよかったのか・・・

本当に、リクに適ってなかったらごめんなさい!!しかも、無駄に長い・・・

麻子さん、リクエストありがとうございました。
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