*　君の喜ぶ顔　*










｢日曜日、どこかに出かけないか？｣



あなたからのお誘い。

初めてのあなたからのお誘い、答えはもちろん・・・



｢喜んで｣


｢ありがとう｣





















待ち合わせは10時。

今は9時50分。



｢待たせてごめんね！！｣


｢いや、俺も今来たところだ｣


｢でも・・・｣


｢・・・その服、よく似合ってる｣


｢・・・///｣


｢すまない、あまり上手く言えなくて・・・｣


｢い、いえ！・・・ありがとう・・・///｣


｢そろそろ行こうか｣


｢はいっ！｣




















｢え？！｣


｢・・・気に入らなかっただろうか？｣


｢違うの！｣



だって・・・ここって・・・

遊園地？



｢蓮くんが遊園地に連れて来てくれるなんて思わなかったから・・・｣


｢君がどんなところが好きなのかわからなくて・・・遊園地は嫌いだろうか？｣


｢好きです、大好きです！！！｣


｢・・・良かった・・・｣


｢どこから行きますか？！｣


｢君の好きなもので構わない｣


｢じゃあじゃあ・・・あれ！｣


｢・・・ミラーハウス？｣


｢はいっ！｣


｢そうか・・・なら行こう｣




















｢・・・すごい！｣


｢初めて入るのか？｣


｢はい、蓮くんは？｣


｢俺も初めてだ｣


｢いっぱい蓮くんがいる！！｣


｢も沢山いると思うが・・・｣


｢あは、本当だね〜｣


｢それより・・・手を・・・｣


｢え？｣


｢その・・・離れるといけないから・・・｣


｢・・・はい///｣



あなたの優しさ・・・

私だけに向けてくれてる・・・そう自惚れてもいいですか？



｢優しいね、蓮くん｣


｢そんな事はないと思う・・・｣


｢優しいよ｣


｢多分・・・の前でだけだろう｣


｢///・・・ありがとう｣



あなたの笑顔はとても綺麗で。

私のすごく好きな笑顔・・・




















｢今日はありがとう、蓮くんとこうして遊びに行けてすごく嬉しかった｣


｢俺こそ、ありがとう｣


｢また、遊びに行こうねｖ｣


｢君が喜んでくれるのなら｣




















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キリ番を踏んでくださった、月宮さんに捧げます。

蓮くんの、ほのぼの甘々・・・

甘い・・・筈です。

蓮くんは難しいですね・・・

他の人もみんな難しいですが・・・

月宮さん、リクエストありがとうございました！！

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