* 出会いは別れの始まり *











「あっオッサン!」


「おっ時坊じゃねぇーか!」


「俺もいるんだけど?」


「相変わらずだなぁー誠人」



・・・・・・誰ですか?

まさか、刑事サンとかじゃないよねぇ・・・

幾らパトカーに乗ってても。



「で、そっちの嬢ちゃんは?」


「居候のチャン」


「居候だぁ?また拾ったのかよ」


「可愛い子でショ?」


「あーお前等まさか・・・!」



「「アリエマセン」」



「まっそーだろな」


「誠人クン、誠人クン・・・この人だぁれ?」


「俺の伯父サン」


「伯父サン?お仕事は?」


「刑事サン」



やっぱり刑事サンだったんだね。

うわぁー大変。

顔割れてたらどうしよう?



「日本が誇る不良刑事だよ」


「あははー不良刑事サンなんだ。あっ改めまして、デス」



苗字は止めておこう。

色々と面倒なことになったら嫌だし。



「俺は葛西だ」


「葛西サンねぇー」



誠人クンの伯父サン。

ってことは・・・稔クンの手のことも知ってる?

W.Aのこととか・・・



「この嬢ちゃんは時坊のこと知ってんのか?」


「あっうん、知ってるよ」



わぁー見事疑問解決ありがとうございます!!

そっかそっか。

知ってるんだね、葛西サン。



チャンも知ってるよね、W.Aのこと」


「うん、知ってるー」


「嬢ちゃん・・・何者だ?」


「え?うーん・・・あっプリティーデス」



流石に身元は明かせません。

幾らこの刑事サンが誠人クンの伯父サンでもね。



「・・・・・・」



怒ってる?怒ってる・・・?

うわぁーどうしよう。

この人誠人クンの伯父サンなのに冗談通じない?!



「面白い嬢ちゃんだなー」


「でしょ?」


「はは!面白い奴だって!!」


「それって誉められてるー?」


「俺は一応誉めてるつもりだぜ?」


「んーなんか微妙!」



でもとりあえず、スルーしてもらえてよかったよかった。

これで話戻されたら嫌だねぇ・・・



「で、葛西サン何してんの?」


「東条と出雲会がやり合ってんだよ」


「へぇーまぁ俺には関係ないけど」


「俺も」



・・・・・・私、微妙に関係あります。

って言うか大有りデス。

うわぁ・・・どうしよう?



「ま、とりあえず俺は行く」


「お仕事頑張ってねぇー」


「オッサン、頑張れよ!!」


「頑張ってくださいー」



丸く治めてください、お願いします。

とりあえず、殺人だけは起こってませんよーに。




















出会いは別れの始まり
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